ぞーいといっしょ!#3 Catch・Damage・All-round編【講師:なさすせんせい】


登場人物

  • ぞーいちゃん(ゾーイ): 好奇心のかたまりで、言動が突拍子もない。だけどその無邪気さにみんなが癒される生徒役。
  • なさすせんせい(ナサス): 理論派で落ち着いた集団戦の先生。昔話が好きで、時々授業が長くなるが、戦術には熱心な頼れる存在。

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目次


ぞーいちゃん

「せんせい!集団戦のコツを教えて~!私、いつも適当に戦っちゃうんだけど、ちゃんと勝てるようになりたいの!」

なさすせんせい

「ふむ、ぞーい。戦場では己の役割を知り、それを果たすことが肝要だ。今日は集団戦の基礎――『Catch』『Damage』『All-round』という3つの役割について教えよう。そして、それらをどう組み合わせるかを理解することで、汝はさらに強くなれるであろう。」

ぞーいちゃん

「キャッチ?ダメージ?オールラウンド?なんだか強そうな名前だけど、それって何?」

なさすせんせい

「よろしい。まずは『Catch』について話そう――これが戦いの始まりを支える役割だ。」


Catch(キャッチ:敵を捕まえる役割)

なさすせんせい

「Catchとは、敵を拘束し、その自由を奪う者たちだ。例えば、セジュアニレルのようなチャンピオンがこれに該当する。彼らは強力なCC(行動妨害スキル)を持ち、敵キャリーの動きを封じる力に優れている。」

ぞーいちゃん

「おお~!セジュアニ!氷のクマさんで敵を止めるやつだよね!でも、それだけじゃ敵を倒せないんじゃない?」

なさすせんせい

「その通りだ。敵を捕らえるだけでは勝利には至らぬ。そこに必要なのが、次に話す『Damage』の力だ。」


Damage(ダメージ:敵を倒す役割)

なさすせんせい

「Damageとは、敵を討つための火力を発揮する者たちだ。たとえば、ジンクスランブルがこれに該当する。彼らは強力なスキルや攻撃を持ち、短時間で敵を倒すことができる。」

ぞーいちゃん

「ジンクス!あのバンバン撃つ女の子だよね~!でも、キャッチだけでもダメ、ダメージだけでもダメってこと?」

なさすせんせい

「その通り。Catchで敵を止め、Damageがその隙に敵を討つ――これが強い集団戦の基本形だ。そして、次に必要なのが柔軟に動ける『All-round』だ。」


All-round(オールラウンド:どちらもある程度できる役割)

なさすせんせい

「All-roundは、CatchとDamageの中間に位置する役割だ。例えば、アーリサイラスのようなチャンピオンがこれに該当する。彼らは状況に応じて敵を捕まえたり火力を出したりすることができる。」

ぞーいちゃん

「オールラウンドって便利そうだね!これだけいれば完璧じゃない?」

なさすせんせい

「いや、それは誤りだ。All-roundだけでは専門性が足りず、試合を決定づける力に欠ける。CatchやDamageと組み合わせることで、初めて真価を発揮するのだ。」


ペアの重要性と具体例

ぞーいちゃん

「キャッチ、ダメージ、オールラウンドを組み合わせるのが大事ってこと?」

なさすせんせい

「その通りだ。特に、CatchとDamageのペアが集団戦での鍵を握る。Catchが敵を捕らえ、その間にDamageが安全に火力を出す――これが最も効果的な連携だ。」

All-roundとAll-roundのペア

ぞーいちゃん

「せんせい、CatchとDamageのペアはすっごく強そうだけど、All-round同士でペアを組むとどうなるの?」

なさすせんせい

「良い質問だ、ぞーい。All-roundとAll-roundのペアは、CatchとDamageの組み合わせほど専門性は高くないが、非常に柔軟性が高い連携を生む。これにより、状況に応じた対応ができるのだ。」


なさすせんせい

「All-roundとAll-roundのペアは、CatchとDamageほど特化した役割がない分、状況次第で役割を切り替えられる柔軟性が武器だ。ただし、どちらも特化型ではないため、敵に強力なキャッチ役や高火力のダメージ役がいる場合、押し負けるリスクもある。そこを理解した上で使うのが大事だ。」

ぞーいちゃん

「なるほど~、臨機応変に動けるのが強みだけど、バランスを間違えると弱点にもなるんだね!気をつけなきゃ!」

なさすせんせい

「その通りだ。All-round同士のペアは、敵の構成を見極め、柔軟に対応する力を持つ者たちが使いこなせる。これを知れば、戦場でさらに多彩な動きができるようになるだろう。」

理想のペア例

  1. フロント陣営
    • Catch:セジュアニ
    • Damage:ランブル
      → 敵キャリーを捕らえ、一気に撃破する。
  2. バックライン陣営
    • Catch:スレッシュ
    • Damage:ジンクス
      → 敵の突進を防ぎながら、後方からの火力を発揮する。
  3. All-roundの補完
    • アーリやサイラスが不足する役割を柔軟に埋める。
なさすせんせい

「昔の戦場では、このようなペアが何度も勝利をもたらしてきた。例えば――」

ぞーいちゃん

「せんせい!また熱くなって話が止まらなくなってるよ~!次のポイント、教えて!」

なさすせんせい

「……む、そうであったな。失礼。では話を進めよう。」


フロントとバックライン陣営のバランス

ぞーいちゃん

「キャッチとダメージのペアを作るのはわかった!でも、5人全体で考えればいいの?」

なさすせんせい

「違う。集団戦ではフロント陣営バックライン陣営、それぞれでバランスを取ることが重要だ。これらの陣営が役割を分担し、連携することで、勝利への道が開かれる。」


フロント陣営

なさすせんせい

「まずはフロント陣営についてだ。フロント陣営は、敵のバックライン――特にキャリー(高火力チャンピオン)に直接プレッシャーを与える陣営だ。ここに属する者たちは、耐久力があり、敵陣に深く入り込む覚悟を持たねばならぬ。」

ぞーいちゃん

「へぇ~、フロント陣営が敵のキャリーにプレッシャーをかけるってことだね!」

なさすせんせい

「その通りだ。だからこそ、フロント陣営はバランスが必要だ。Catchが敵キャリーを確実に捕らえ、その隙にDamageが撃破する――この連携が戦場を制する鍵となる。」


バックライン陣営

なさすせんせい

「次にバックライン陣営だ。この陣営の役目は、敵のエンゲージやアサシンから味方キャリーを守りつつ、安全な位置からダメージを出し続けることだ。つまり、防御と攻撃を両立する必要がある。」

ぞーいちゃん

「なるほど~、バックライン陣営は守りながら攻撃もするって感じなのかな?」

なさすせんせい

「その通りだ。しかし、ここでも役割分担が重要だ。Catchが敵の突進を阻止し、Damageが継続火力で敵を削る。そして、All-roundが適切にサポートすることで、バックライン陣営が機能する。」


なさすせんせい

「このように、フロント陣営は敵の中心を崩し、バックライン陣営は味方を支えつつ戦う。それぞれの陣営でバランスを取ることが、最も重要なのだ。」

ぞーいちゃん

「なるほど~、フロント陣営は敵のキャリーを捕まえて、バックライン陣営は味方を守りながら攻撃するんだね!でも、もしそのバランスが崩れちゃったらどうなるの?」

なさすせんせい

「良い質問だ、ぞーい。その場合、こういった問題が起こるだろう。例えば、フロント陣営にCatchがいなければ、敵キャリーを捕まえることができず、好き放題に攻撃される。逆に、Damageがいなければ、捕まえた敵を倒すことができず、逃げられてしまうのだ。」

ぞーいちゃん

「ええっ、それはヤバそう!せっかく敵を捕まえられても倒せないし、そもそも捕まえる人がいないと始まらないもんね。」

なさすせんせい

「そうだ。だからこそ、各陣営で役割が明確であり、バランスが取れていることが集団戦での勝利を導く鍵となる。」

ぞーいちゃん

「ふむふむ、バランスが大事なんだね~!これなら次の試合で活かせそう!」


今日のまとめ:ぞーいちゃんのメモ

  1. Catch:敵を捕まえる役割。例:セジュアニ、スレッシュ。
  2. Damage:敵を討つ火力役。例:ジンクス、ランブル。
  3. All-round:柔軟に動ける役割。例:アーリ、サイラス、ゼド。
  4. ペアを組むことが大事!CatchとDamageを基本に、All-roundで補おう。
  5. フロントとバックライン、それぞれのバランスを取ることが勝利の鍵!
ぞーいちゃん

「やったー!これで私も集団戦マスターだね!次の試合でこのペア理論を試してみるのだ~!」

なさすせんせい

「ふむ、その意気だ。実践の中でこの智慧を磨き、さらなる高みを目指せ。では、さらばだ。」

ぞーいちゃん

「またね~!みんなもがんばろう!」


次回もお楽しみに!

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